Payoneerのカード発行
Payoneerで受け取った売上金をカードで利用しようと思い、今回はエストニア法人のPayoneerアカウントからプリペイド(デビット?)カードの発行をします。
最低でも年に1度利用することで、維持費が無料になります。
また、残高と異なる通貨の決済にかかる為替手数料は3.50%ですので、その場合はWiseカードを利用するほうがお得です。
ペイオニアカードの概要と作成の流れ
過去12か月以内に一度でも取引があれば年会費はかからないとのことです。
申し込み画面で、バーチャルカードかリアルカードの発行画面になります。
次に通貨を選択します。会社がEUなので、今回はユーロを選択します。日本円の残高も入っていますが、選択肢にないので、EUR,USD,GBPの3通貨から選ばないといけないようです。
ORDER CARDをクリックすると、申し込み完了画面になります。発行までに3営業日程度かかるそうです。
実際には申し込みから10分後に完了の通知メールが来ました。
メールに沿ってアクティベートをします。
作成したカード番号を確認する際に、SMSに認証コードが送られてきます。
カード番号を確認したらアクティベートをします。
アクティベートの際の、「I agree to the Pricing and Fees」について確認したところ、前月の取引が5件以上あると維持手数料が引かれるようです。
すべての項目に同意のチェックをし、アクティベートをすると完了メールが送られてきます。
管理画面で確認すると、Activeになっていることがわかります。
Top-upがoffになっているため、カードを利用しようとしてもPayoneer残高が使えず、残高不足で決済不能となります。
Top-upをonにすると、残高の利用が可能になります。500-10,000ユーロまでの上限額を設定できるので、少額決済の場合は500EURに設定するとよいかと思います。
Apple Pay, Google Payでの利用
PayoneerカードはApple pay等でも利用が可能ですので、タッチ決済に対応している実店舗でも利用可能です。
カード情報の入力と、SMSでワンタイムパスワード認証を行うことで登録が可能です。
おわりに
今回はPayoneerの残高を利用するために、Payoneerカードの発行を行いました。
Payoneerで受け取った売上金の使い道について、経費としても利用したいということで作成しました。
日本円が受け取れるのがWiseよりも優位なメリットですが、基本的にはWise口座での取引が手数料や手間を考えても安く済みそう、という感想です。
ご参考になれば幸いです。