wise(旧Transferwise)のエストニア法人アカウント開設①

エストニアの銀行口座の開設は難しく、オンラインで完結する口座がおすすめです。

Wiseは厳密には銀行ではありませんが、法人名義の銀行口座情報(EURやUSD)の発行や送金、デビットカードの発行もでき、維持費も無料なためスタートアップにはおすすめです。

また、物理カードの発行後はデジタルカードも持つことができます。試したところ、3枚まで発行できるようです。

Wise(Transferwise)概要

Wiseは厳密には銀行ではありませんが、使い勝手はネット銀行のようなもので、特に海外送金や両替手数料が安いという特徴があります。

公式サイトより「高額なレート、隠れたコスト、月額手数料なしのビジネスバンキング。従業員への給与の支払いから、資金の受け取りや海外でのキャッシュフローの管理まで、すべて1つのアカウントで。

似たようなサービスとしてPaypalやPayoneer、Paysera等があります。その中でも維持費用がかからない、為替手数料の安さから最初にWiseを作成しました。

Wiseのエストニア法人アカウントの新規作成

Wise Business: 国際的な法人アカウントでビジネスを成長

Wiseの国際的な法人アカウントには、外貨でビジネスをするためのすべてが揃っています。請求書払い、支払い、経費の管理も可能です。

Wiseのサイトにアクセスし、右上の会員登録をクリックします。

法人アカウントの作成画面が表示されますので、メールアドレスかGoogleアカウント等でアカウントを作成します。

メールアドレスで続行すると、国の選択画面になりますので、エストニアを選択します。

次にログイン時の二段階認証(2FA)の設定のため、SMSの受け取れる電話番号を入力します。

エストニアの番号+372がデフォルトで表示されますが、日本や他の電話番号でも登録できます。

エストニアの電話番号の取得方法

国番号は+372です。 エストニアの法人を設立した場合、契約関係等でエストニアの電話番号が必要になる場面が多々あるかと思います。 Follow me!

認証コードを受け取り、入力するとパスワードの設定があり、設定を完了すると法人情報の入力画面に移ります。

エストニアの法人番号を入力するか、法人情報を入力します。

次に住所の記入をします。エストニア法人の住所を記入しました。(スクリーンショットの取り忘れで画像がありません)

住所の記入後、業種の選択をします。

最後に個人情報を入力します。エストニア法人は役員1名で設立することが多いかと思いますので、役員の個人情報を入力します。

個人情報の入力が完了するとアカウントの作成が完了します。それから各種通貨の口座情報の初期設定を始めます。

2022年8月時点では50ユーロかかるようです。

支払を完了すると、本人確認として写真の撮影があります。

本人確認が完了すると登録完了メールが届きます。

長くなりましたので、デビットカードの発行は次の記事でご紹介致します。

wise(旧Transferwise)のエストニア法人アカウント開設②(デビットカード発行)

前回はアカウントの開設までをご紹介しましたので、本記事では法人確認からデビットカードの発行までの流れをご紹介します。 アカウント作成の流れは前回の記事にてご紹介…

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